エモくないはずがない!!4/10Release「夢見た 15年」の率直すぎる感想

アンジュルム
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アンジュルム4/10リリース「夢見た 15年」のMVが発表されました。

アンジュルム『夢見た 15年(フィフティーン)』(ANGERME [Dreamed for 15 years])(Promotion Edit)

「夢見た 15年」の感想。ずばっと率直な意見もあります。幸せヲタクに水を差したくはないので夢見たでただひたすらに幸せな気持ちになれた人は読まないでください(主に歌詞のことです)。

 

エモくならないはずがない「夢見た 15年」

まずフルで聴いて思ったのが「エモくならないはずがない」ということ。
ふだんエモいって言葉を使わないのですが(あまりにも便利で簡潔な言葉なので語彙力が死ぬので)、まさに卒業のために作られた曲。エモさをとにかく詰め込みまくった曲であると感じます。

私は自律神経ガバガバなので、あやちょの後半ソロを聴いたとき「あ、本当に卒業してしまうんだこの人…」って涙だったし、むろパートの「ありがとう ありがとう」で涙腺がもうだめでした。

完全にアンジュルムのヲタクをピンポイントで泣かせにきてる曲なんですわ、この曲、いやこの詞(いやこれじゃ泣けねーって思う人もいるだろうけどちょっと待ってね)。

でも果たしてそれって「いいこと」なのか?という疑問が浮かんでしまったわけです。

たぶん作詞した福田まろ大先生、「泣きました!」「エモかった!」という言葉を(エゴサして)貰えたら大喜びすると思います。だってそれが目的、コンサートで歌ってもらってヲタクに感動してもらうための曲ですもん。

でもその言葉っておそらくヲタクからしか貰えないし、ヲタクから感動したって言われるのは当たり前なんですよ、そりゃこんだけのエモさを詰め込んだら「そらそうなる」んですよ。メンバーがイベントで泣くのも分かるんですよ、彼女らは当事者なので。

(ハロプロがもう一般層を狙っていないという話は置いといて)ヲタクじゃない人は置いてけぼりの曲なんですよ。もしもこれがコンペで選ばれたのだとすると、アップフロントはやっぱりヲタク相手の商売しかする気ないんだなって、ほんとせっかくのエモさ申し訳ないんですけれどもそこまで考えてしまったわけです。

作詞家としてまだ浅瀬にいるんじゃないか

酷な言い方をすると非常に安直だ、というのが正直な感想です。安直だからこそヲタクの心は直に殴られるが、作詞家としてあなたの世界観の幅はそんなものなのか?と思わざるを得ない。正直いってむちゃくちゃ狭い。想像力(創造力)足りないんじゃないかって思う。

当て書きってそんなもんじゃない?そこまでウダウダ言う必要なくない?って言われたらそれまでなんですけれども、私は当て書きってとても高度なテクニックだと思っています。

ひとつ間違えるとスベってしまう。言い換えると作(詞)家の自己満足でしかない(まあ、このアップフロントというクソ事務所は作詞家の詞やタイトルに口を突っ込んでくるウザ事務所なのでエモくさせられた可能性もありますが)。

 

これってそんなどうしてもアンジュルムに歌わせたかったのか?と考えてしまう。福田まろが歌いたかった詞なんじゃないかなって思います。それをアンジュルムひいてはあやちょに歌わせたという具合。なんていうか西野カナの恋愛経験を元にして書いた曲を別の人に提供したような感じ。

だからアンジュルムのために丹精込めて作りました!って言われたら確かにそうなんだろうけどさ、まあそれはそうなんだろうけど実はお前が歌いたかったんじゃないの?ってね、私は少なくとも勘ぐってしまいましたよ。

なあなあの感じでこれがコンペ採用になったとしたらけっこう微妙な気分。就活の縁故採用みたい。もっと大きくなってから実力勝負してアンジュルムに歌詞提供してほしかったなあ・・・。ほんと、これが精一杯なの?と思ってしまったもん。

まだ浅瀬にいるんですよ。深海にはいないし、順応できないから。今回のは反則技だなあ。いくら元メンバーといえどもそれやっちゃう?!って思っちゃったもん。ATだったら納得していたかもしれないけど、表題曲に持ってきたか~~~~~ってね、事務所はまったくもうね、事務所も浅い(しかも歌詞の引用をつんく♂さんに了承とっているかもあやしいし)。

 

全体的(作曲作詞編曲、歌声、MV全部を総合して)なパフォーマンスには文句がないんです。

曲自体は爽やかでさあ~~いい感じだよね。晴れの日の曲調だけど雲ひとつない晴天じゃなくて、最初は曇ってたけど徐々に晴れてきたみたいな、そんな明るさがある。(前奏めっちゃ長いけど)(あやちょが手紙持ってるシーンの部屋が取調室みたいな無機質感はどうにかならんかったのかと思うけど)(ライトが眩しかったりもするけど)。

MVもあやちょが輝かしくていいよね。後輩メンバーの表情もいいよ。初期2期のシーンにかななんがいないのがすんごく寂しいけど。莉佳子とかわむーのダンスもいい。れいらちゃんのわちゃつき自由シーンでのぎこちなさもはーちゃんの目と口がずっとアー写と同じ調子なのも初々しくていいよ。

わちゃついたシーンであやちょが後ろでぴょんぴょんしてるのもなんかいつもっぽくていいよね。アンジュルムやっぱり好きだなーーーーーって再認識させてもらえる。いくら新メンバーが入ってもこれがアンジュルムだって思う。

 

だからこそ歌詞単体で見ると、甘さが浮き彫りになる。今までの経験値とか過去の思い出に頼りすぎている。昔に囚われているのは福田まろじゃないか?このまま経験だけで歌詞書いてたら絶対描ける情景が枯渇する。

自分で書いててお前は何様なんだって感じですけど、こういう悪い口が出てしまう生き物は絶対どこに行ってもいるので……別に許しも見逃しもしなくていいです裏紙になんか書いてらぐらいに思ってください。

私もね、「寝不足は寝るしかない」みたいな当たり前だけど等身大で雑念を振り切る超絶スルメ歌詞を卒業シングルに出してこいなんて言っているわけではないんですよ。そんなの誰にだって無理だし、あれはあの人にしか出せない良さだし。

もし次があるのならもっと深くまで潜れるようになっていることを願っています。アザラシの潜水能力は優れているらしいので。