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和田彩花ブログから考えるアイドルとヲタクの相互理解不可能説

12月22日、アンジュルムリーダーであり、ハロプロリーダーでもある和田彩花のブログが物議を醸しました。

私はこれまでも何度か和田のブログ、思考について疑問を呈してきましたが、今回もやはり(と言いたくないけど)疑問が出てきてしまったので、ここに記します。

このブログは和田彩花(アンジュルム)『2018年終わり』Juice=Juice 宮崎由加の卒業についてのお知らせを読んだ上で読むことをおすすめします。

何を言いたいのか解読させることから始まる和田のブログ

和田のブログを要約すると(個人の見解です)

定年25才ばっかりに注目されているのが嫌。私達は自分の将来を事務所に促されないと行動を起こせないほど無垢ではない。そう思われているのなら残念だ。年齢ばっかりに関心するヲタクにがっかりだ。

といった具合でしょうか。シンラツすぎて凹んだヲタクも多々いるかとお察しします。

とりあえず、読んでみて思った私の感想。ざっと3点。

  • 意図的に抽象的な文章はこういった場合に使うべきではない
  • 年齢に触れず卒業を語るのは、ハロプロにおいてほぼ不可能
  • アイドルとヲタクは相容れない、相互理解などなくていい

これらを詳しく噛み砕いていきます。

抽象的な文章はこういった場合に使うべきではない

まずなんといっても問題がこちらです。こういった場合=ハロプロリーダー()としてのコメントをしている時、です。別に日常のブログで抽象的だとしても気にならないんですよ。それは和田の持ち味なので。

しかしJuice=Juiceはハロプロといえどもアンジュルムとは完全に別グループ。JJのヲタクが必ずしもアンジュルムを同じくらいの熱量で推しているとは限らないし、JJを好きな人の中にはハロプロ全体をまんべんなく緩く推す人(ハロプロDD)もいる。つまり和田の気質を熟知している人ばかりではない。

卒業の話題はハロプロ村内で注目度が高く、和田(ハロプロリーダー)が何を書いたか、どういう見解を述べるのか、何を知っているのか。いろんな人が探りに来ます。

今回のブログを読む閲覧者は和田のヲタク及びアンジュルムのヲタクばかりではないのです。

だからこそ、本来であれば分かりやすく書くべきだった。分かりやすく書けばマネージャーチェックが通らないのか(これも通しちゃダメな部類だと思うけど)は知りませんが、抽象的な言葉で怒りを述べても、伝わらない人には伝わりません。

今はスマホでざっくり斜め読みする人が多い世の中。ニュースも見出しでなんとなく理解した気持ちになって満足します。

そんな世の中でこのブログ。解読するのにとても時間が掛かります。何を言いたいのか探る労力を使う人は、和田を知りたいと意欲的な人以外にいません。普段から和田の言動に対してそれほど興味のない人は、和田が何を言いたいのか考えること自体に苦労を強いられます。この時点でマイナスイメージです。

憤りを伝えたいのなら、簡潔にしたほうがよかった。不用な比喩や誰(どこ)に対しての怒りなのか、はっきりすべきだった。

年齢に触れず卒業を語るのは、ハロプロにおいてほぼ不可能

一部を除き、ハロメンは25才を過ぎてハロプロに在籍することはありません。事務所が否定しようとも、これを定年と言わずしてなにを定年と言うのでしょうか。年齢に注目しないのはほとんど不可能です。

Berryz工房も最年長の清水が24才の年にグループ活動無期限休止し、℃-uteも最年長の矢島が25才の年にグループ解散。道重・嗣永などの近年の功労者も25才の年にハロプロを卒業しています。そして和田、飯窪、宮崎も24~25才で卒業が決定した。

むしろ25才までハロプロにいられることは功労の証だと私は考えています。全員が全員肩叩きに遭っているとは思わない。ハロプロの新陳代謝やメンバー本人の将来を考えれば、卒業加入ありきのグループアイドルにいることは、本人にとってもある種重荷になる。

ハロプロには25才までしかいられないのは揺るがない。だけど明確にしない。25才定年説をヲタクに考えさせているのは事務所です。ヲタクだって好きで25才だから……とか言っているわけではないです。だってどうしても考えてしまう。前例が山のようにあるので。

 

和田も言っているんですよ。ずっとアイドルをやるために卒業するのだと。それがすべてではありませんか。ハロプロではずっと(何才になっても)アイドルはできない。

たぶん宮崎のことを言われている中で、自分も同じ状況だから自分も25才だから……と言われている気持ちになったのだと察します。自分たちは事務所にアレコレ言われないと将来の選択もできない無垢な子どもだと思われていると、カチンときたのでしょう。

いや、フツーに嫌ですよね。25才にもなって、事務所の大人から言われるがまま卒業を促されたのだと思われていたら。でもそんな様に思っているヲタク、そうそういませんよ(いたらそっちの方がバカ)。だって今までのメンバー、ちゃんと自分の将来を選択して、仕事取れる子普通にいますもん。クソ事務所に言われるがままだったら、みんなこんなに仕事とれませんって。

 

だけど明らかに25才という期限があるハロプロにおいて、メンバーの意思を100%尊重した卒業ですアピールする事務所がいるので、私はそこのところはめちゃ許せんのよなあ~~~~~~~~という気持ち。だってメンバー都合だけじゃないじゃん。25才定年の中には事務所都合もモチロンあるわけでしょ。

だってどう考えても18~20才から将来のことも考えさせる→25才の年までには卒業、の流れができあがっているのにさ……1から100までメンバーの気持ちです!みたいなクリーンな事務所ヅラしてんのが気に入らん。これはメンバーではなく事務所の信用に関する問題。

和田が怒っている気持ちと、ヲタクが嘆いている気持ちは、微妙にズレている。ヲタクは25才メンのことよちよち歩きの赤ちゃんだと思っていないので安心してくれ……。

アイドルとヲタクは相容れない、相互理解などなくていい

前段でも言いましたが、和田が怒っている気持ちと、ヲタクが嘆いている気持ちは、微妙にズレているのです。これは双方の環境が違うから当然です。いくら握手会やチェキ会で距離が縮まろうと、ライブで爆レスを貰おうと、アイドルとヲタクは絶対に相容れないし、互いの気持ちを理解などできないです。

ヲタクは憶測妄想で喋る生き物です。和田の言葉に言い返す形になりますが、ヲタクはメンバーの言葉をそのまま受け取って消化するほど無垢ではない……。

というかヲタクは裏側の勘ぐりが大好きな生き物なので、25才定年とかひとしきりウダウダ言うんですが、いざ卒業コンサートです!という時まで25才だから……とか言っている人はあまりいない。その頃にはもう笑顔と涙で卒業を見送れます。

 

和田もヲタクの言葉を真に受けすぎなところがある(言葉を大切にしている?からこそなのかもだけど)。卒業発表されて昨日の今日で立ち直っているヲタク、そうそういない。みんなクヨクヨする。やっぱり25才の壁は超えられないよな~って。分かっていても思って、言ってしまう。

そんなところにグサッとくるブログを書いちゃったものだから物議を醸している。非常に残念とかがっかりとか書かれるとヲタクも悲しむ人は悲しむし、怒る人は怒る。和田のブログは、ヲタクに余計な感情を生み出してしまったとしか思えない。

和田にはもっと上手に生きてほしいな~と思うのですが、損得で文章を書くような彼女でもないので……。だけど自分の文章がヲタクのみならず他メンバーにまで影響を与えることを知っているのだから、こう火に油を注ぐやり方をしないでほしかったな……というのが私の正直な心情です(でもこれも別に和田が理解する必要はない、と思っている)。

 

多様性という言葉に興味を持っている彼女なので、自分の感情を理解してもらおうと思うだけではなく、理解できない感情も世の中にはあるのだと認識できるようになったらいいな~と思います。アイドルはヲタクを理解しなくていいんです。あなたたちは崇拝対象なので。ヲタクも分かったような気になることしかできないですしね。

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